もう5月。
明日は祖母の命日。
もう何年になるんだっけ。
5年前のこの連休はとても幸せだったことは今も忘れられないでいるのは
他に楽しいことがないからという訳ではないとは思うけれど、
果たして本当にそうなのかというとそれはそれで怪しい。
演奏する側としての音楽は今が一番楽しいし、手応えを感じられる。
ただそれ以外のことが何も楽しくないし、いいこともないと。
そういう生活環境が幸せだったことを忘れられなくしているのか、
それともその幸せが人生におけるピークだともう決定しているからなのか。
そんなことわかるはずもない。
1月の大阪出張のあの夜から多少幸せだなんて感じることはあるけれど、
同時に幸せだった5年前を強烈に思い出させてもくる。
フラッシュバック。
先日、もうどうだろう、知り合ってから14年ぐらいの友人から連絡があった。
バズり始める2年ぐらい前にミクシィを始め、その数年後では考えられないほど
濃い人間ばかりがやたらと存在していた時にどこだかのコミュニティか何かで
知り合った北海道の友人。
つまり付き合いがずっとある友人とは違うけれど、同い年なこと、愛知万博の時に
名古屋へ来ていたので実際に会って、それから僕がカナダへ行くまでは
年が変わってすぐに電話をして挨拶をしていたからただの知り合いとも違う。
そんな友人から不意に連絡があったことがただただ嬉しかったな。
SNSを通して近況なんかは知ってはいるけど、声を聞くのは全く意味の異なる
ことで、こういう友人を大事にしていかなきゃなと。
その友人以外にもその当時ミクシィで知り合い、今も付き合いのある人は
それなりにいて、普段会って話す人もいればSNS上でのやりとりしかできない
関係の人もいるけれど、こういう現状があることは少なからず幸せなのかな。
この前の日曜日に思い立っておよそ12年ぶりに長野県松本市へ行ってきた。
この地にもミクシィを通して知り合った友人がいる。
今回その人には会えなかったけれど、別の知り合いに偶然会った。
彼とはミクシィで繋がってはいたけど僕が退会してからはSNS上での繋がりもなく、
まさか会うとは思わなかったので思わず声をかけてしまった。
普段の自分なら絶対にしない行為だったけれど、久しぶりに訪れた土地だった
ことがきっかけか自然に話すことができた。
世の中不思議なことって結構ある。