Sunday, May 20, 2018

May 20, 2018

最近大掛かりな部屋の改装というか移動をしていて、それに伴いエフェクターとか
その他機材も引っ張り出しては移動なんですが、しばらく使っていなかった
モノも結構あったりで動作確認しがてらいろいろしてたらこういうのできました。



説明にも書いてありますが、シンセとかリズムボックス的なモノは一切使用してません。
別に新しい発見でもなんでもないんですけど、自分がここに辿り着いたかって驚きの記録笑
わかるかどうかはわかりませんが一応使用機材と接続順を。
ギターはDanelectroの'59 Modified New Old StockでそこからまずZ.VexのFuzz Factoryへ。
それをElectro-Harmonix HOG、MASF Possessed、Gibson Echoplex、
Electro-Harmonix Holier GrailでアンプはSunn Chorus Lead 50です。
この中で大きな役割を果たしているのはGibson Echoplexなんですね。
聞きなれない機材だと思います。
メーカー名は破産申請で今話題のGibsonなので知っていると思いますが、
このEchoplexは日本での正規販売はなかったようで、オークション等でもこの数年で
自分が買ったこれと現在出ているもう一台ぐらいしか見たことがないです。
ただ知られていないのともっと充実した機能を備えた機材が増えたことにより
需要があまりないのでレアな割に高くないですね。

で、これで何ができるのかというとフレーズを録音して繰り返すこと。
そうです、ルーパーです。
ルーパー専用機としてはおそらく最初期の製品だと思われるEchoplexは、
名前と外観が違うだけの同製品が確か三種類存在します。
Echoplexの最大ループ時間は現在の製品と比較すると全く歯が立たないほど短く、
故に需要が高くないものと思われますが、(現在は知りませんが)Battlesが使用して
いたり、元Black DiceでSoft CircleのHishamも使って面白い演奏をしています。
Battlesと言えばIanが前に在籍していたDon CaballeroではAkai Headrush E1を
使っていましたね。
それでこのEchoplexの特徴は何かというと、最大録音時間の関係で制限はありますが、
最初に作ったループを増やし、オーバーダビングしてまた減らしたり、
ミュートしたり、複数のループを作ったりと現在の新しいルーパーでも
できない面白機能が盛りだくさん。
特にループを増やし、減らしたところでアンドゥを繰り返すことで生み出される
不思議な音はこれならではだと思います。
いや、使ったことがないだけどソフトウェアのLiveとかだとできるのかも。
だけどとりあえずパソコンを使わずにできることの中ではかなり特異な位置に
存在するEchoplex。
Maestroのテープエコーの名機も同じ名前ですが別物なので気をつけてください。
値段も別物です笑




0:20のところでちらっと映ってますね。
TyondaiがEchoplexを2台、0:33辺りでDaveがしゃがんでいる場面で黒いのが1台、
1:06辺り裏からですがIanのシンセの上に1台の計4台Echoplexを使ってた。
今きちんと見て初めて知った笑

No comments:

Post a Comment